ビジネス書を読むことがしんどい人は「読み方を間違えている」かもしれない

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こんにちは、Mera(@meramera440)です。

 

僕はコミュニケーションに失敗して、学校での居場所をなくした経験から、1人でできる『読書』を好むようになりました。

 

最初のページから最後のページまで集中して本の世界に入り浸る時間は、誰にも邪魔をされない大切な時間でした。小説や漫画の作品ごとに異なる世界が楽しくて、学生時代はビジネス書なんて見向きもしませんでした。

 

しかし、会社に新卒で入社した途端、「これを読みなさい」と渡されるビジネス書の束。何とか読もうとするも全く興味もない内容で、1冊読み切るのに4時間かけたにもかかわらず、これっぽっちも頭に入りませんでした。

 

「本を読む必要性は分かるんだけど、ビジネス書を1冊読むだけでもしんどい。もっと楽に読む方法はないのかな…」と悩んでいた僕が、3冊目のビジネス書として選んだ『レバレッジ・リーディング』でビジネス書の読み方革命が起こったので、その内容を一部紹介します。

 

 

ビジネス書を読むときは『常識』を捨てる

読書がただの情報収集やお勉強ではなく、一〇〇倍のリターンをもたらす投資活動になるかどうかは、まず、いかに今までの読書に対する常識を捨てられるかにかかっています。

たとえば、「本を汚してはいけない」という意見があります。 多読術では、本に印を付けたり、線を引いたり、書き込みをしたり、ページを折ったりするのは当たり前です。また「斜め読みは読んだうちに入らない」とか、「最初から最後まで一字一句漏らさず読むのが本当の読書だ」という意見もあります。しかし多読術ではたとえお金を払って買った本でも、一冊の本を丸ごと読んだりしません。役に立たない本は、さっさと読むのをやめます。半端でない量の本を買いますし、読んでいてチェックするところが少ないようなダメ本はどんどん捨てます。

さらに自分のペースでゆっくり読むわけではありません。読む前に「この本はこれくらいの時間で読み終わるぞ」という制限時間を設けます。基本的には一冊につき一時間というようにしています。

 

学校内で唯一居心地がよかった図書室で、比較的綺麗な状態を保っている本を読むことが多かった僕からしたら、本を汚すことは禁忌だと勝手に思っていました。

 

僕がビジネス書に対して感じた苦悩は、小説や漫画とビジネス書を、同じ『読書』という行為で一括りに考えていたから生まれた苦悩だったのです。

 

小説や漫画は、主に『娯楽』を目的とした読書対象であるのに対し、ビジネス書は『実利を得る』ために読むものなので、僕に必要だったのは『読み方を変える』ことでした。

 

「ビジネス書はビジネス書なりの読み方があるんだ」と理解できて、読む気が少し湧いた僕でしたが、ビジネス書は分野もボリュームも多岐にわたります。どんなビジネス書を読めばいいのでしょうか。

 

自分にとってやさしくて読みやすい本を選ぶ

著者の本田直之さんから、読者に対してこんな説明をしています。

 

世間一般の常識とは逆かもしれませんが、わたしは基本的に、難しい本はビジネスにおいてあまり役に立たないと思っています。正確にいうと、役に立たないというよりは、即戦力にはならないように思えます。

だからスラスラ読めないような、難しい本を眉間にシワを寄せながら読んでも、あまり意味はありません。先ほども言いましたが、少しくらい難しい本でも、本当にそこに書かれていることに興味があれば、決して難しく感じないものです。

即戦力になるのは、自分にとってやさしい本、読みやすい本のほうです。ビジネスに役立つのは、理論より、実践のノウハウということです。したがって「教養型」の本ではなく、「経験型」の本を選ぶべきです。

 

この内容に対しては、全員が納得する内容ではないと思います。「名著と呼ばれるような本を読んだ方が、結局は費用も時間もかからずに濃いインプットができる」という意見も聞いたことがあります。

 

ここで大事なことは、『本が自分にとって適しているか、適していないか』は各自の感性や、本を手に取った時点で置かれている自身の環境に左右されることを知っておくことではないでしょうか。

 

興味のある本を手に取ってパラパラとめくって、「おー、この本スイスイ読めそうだし面白そう」と感じたら買う、どんなにベストセラーや評判がいい本でも「この本読みにくいな…」と感じたら、「今のタイミングで読む本じゃないんだな」と捉えて買わない、という形で僕は実践しています。

 

『本の読みにくさ』という意味では、個人的に「ハードカバーの本は読みにくい」と感じることが多いので、ソフトカバーの本ばかりを買い集める傾向にあります。おそらくハードカバーの書籍はソフトカバーの書籍の10分の1以下しか僕の家にはないと思います。

 

「費用も時間も要さずに濃いインプットができる本を探そう」とするよりも、自分が置かれている環境を考慮しつつ、自分の好みや合う/合わないといった感性で素早く本を読み始めるフットワークの軽さを僕は大事にしています。

 

3年間で150冊読んだ僕の大失敗

レバレッジ・リーディング』を3冊目のビジネス書として読んで感銘を受けて以降、ビジネス書を読むことが苦しくなくなりました。

お陰さまで、3年間で150冊はビジネス書を読むことができました。

 

しかし、ビジネス書は本を読むことが目的ではありません。

 

読んでみれば、本はなかなか面白いものだし、刺激に満ちています。仕事の悩みを解決する方法を本の中に見つけたり、明日からでも使えるノウハウを発見したりするかもしれません。良い本には珠玉の言葉が載っていますから、大いに励まされ、無性にやる気が出てくることもあります。

しかし、ここに落とし穴があります。

本を読んだことで、早くも満足してしまうのです。たしかに読んでいる最中や読み終わってしばらくは、気分も高揚しているし、そこの書かれていたことをすぐに実行しようという気になります。しかし、人間は忘れる生き物です。現代社会では次から次へと新しい情報が入ってきて、古い記憶を追い出してしまいます。

 

せっかくビジネス書を読んだのなら、実践して『実利』を得ないともったいないのです。

 

ビジネスの場で実践するためにもアウトプットをする必要性を知った僕は、読んだ書籍で自分がためになると感じた内容をEvernoteに書くことを3年前に決めました。

 

ですが、結局3年間でEvernoteに書くことができたのはおよそ20冊程度。読んだ書籍の5分の1以下でした。

Evernoteにアウトプットする取り組みは見事に失敗したのです。

 

だからこそ、新たにブログでアウトプットする取り組みに現在挑戦しています。今後どうなるかはわかりませんが、Evernoteに書いていた時と『人の目に触れる』という点で違いがあるので、「非常に刺激を得られるのでは…」とワクワクしています。

 

『ビジネス書を読む→アウトプットする→仕事で実践する』のサイクルを早く回せるように、これからも自分にあった取り組み方を実践しながら探っていこうと思います。

 

え?「ビジネス書を読む時間なんてない」ですって?

そんなあなたに、この書籍の中で僕が一番感銘を受けた言葉をお伝えします。

 

本当は本を読めば読むほど、時間が生まれます。本を読まないから、時間がないのです。なぜなら本を読まない人は、他人の経験や知識から学ばないからです。何もかも独力でゼロから始めるので、時間がかかって仕方ないのです。本を読めば、 そこに近道を行く方法が書いてあるというのに、本を開く時間を惜しんで、わざわざ遠回りをしている状態です。

 

ビジネス書に対する意識が変わって、ビジネス書を読むことでいい方向に変わることができたなら、それはきっと素敵なことではありませんか?